2006-12-25から1日間の記事一覧

「鉄道に魅せられた旅人 宮脇俊三」(別冊太陽編集部)を生暖かく読みました。

エッセイというのは、作者の体験を趣くままに書き連ねることが主題となってくる。となると、作品の評価は「ネタの多彩さ」と「情報量の豊かさ」、そして「文章技術の妙」といった側面に左右されることになる。かといって、文芸批評や映画評論のように現象学…