くりはら田園鉄道の最終日に行ってきました。

katamachi2007-03-31

 今日は、くりはら田園鉄道の営業最終日。先週、大学鉄研の後輩に煽られたこともあって、つい伊丹→仙台間の飛行機のチケットを押さえてしまいました。
 今朝、9:20に仙台空港に到着。開業間もない仙台空港鉄道の快速に乗り込み、JR新駅の太子堂に寄りつつ、乗換駅の石越駅に向かいました。
 12:23発の細倉マインパーク行きに乗るつもりでいたのですが、案の定、列車は遅れている。ここでは職員の方やボランティアの方が机を並べていて、細倉・沢辺・栗駒行きの硬券乗車券を販売していました。購入には10分ほど待たされましたが、意外と列の捌きはスムーズでした。
 結局、22分遅れの12:45発となった2両編成の列車は、立ち客満載でそれなりに混み合っていましたが、車内の奥のほうはそれなりに空いていて、乗り切れない人が出るというほどではありませんでした。前乗り前降りの原則を守っているため、有人駅でも無人駅でも開閉するのは、職員のいる各車前側の計2ヶ所のみ。そこに乗客と下車客が殺到するため、途中駅の停車時間が2分とか3分ぐらい停まっており、遅延が生じていたようです。
 今日、私が乗った中で一番混雑していたのは石越駅15:54着の列車でした。細倉での乗降に時間がかかっていた上、若柳駅で乗降のため6分間、大岡小前でもちょっとしたトラブルで3分ほど停車していたので、石越駅に着いたのは1時間13分遅れの17:07着でした。
 職員数も車両数も決して多くはないと思うのですが、最後の一日ということもあってフルに稼動されていました。さらに、NPOの方や地元の方と思われるボランティアたちが、乗客への案内、若柳駅の構内の整理、さらには切符の販売まで手助けされていました。比較的スムーズに運営されていたような印象を受けたのは、彼らのサポートがあったからだと思います(栗駒駅の手前で、一度、線路脇でカメラを構えていた人の手前で緊急停止がありましたが...)。ありがとうございます。
 夕方に現地を去ったので最後まで見てはいないのですが、若柳20:25着の列車は無事車庫に入れたのでしょうか......