神々しいまでに美しく気高いテレビドラマ『フライトパニック』

 伝説に遭遇できた。

岡田義徳ドラマ初主演! 高度6000フィート、完全な密室で、乗員乗客に襲い掛かるトラブル&アクシデント!! 機内で展開する1シチュエーションパニックドラマ!!
<2007年10月20日(土)23時20分〜深夜0時05分放送>
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2007/07-303.html
次から次へとトラブルとパニックが起きていく展開で、視聴者(特に「土曜ドラマ」のファン)が絶対に飽きない工夫をしました。脇を固める役者陣も芝居の上手な人々ばかりなので、手に汗握りながら見てほしいと思います。また演出は『ライアーゲーム』で独自の世界観を出して成功した松山監督なので、番組の色合いや世界観も楽しみに見ていただきたいです。

 先ほど、フジテレビ系でやっていた『フライトパニック』を見た。こんなに神々しいまで潔いドラマは初めて見た。過去、「ダイハード」や「新幹線大爆破」など限定したシチュエーションを舞台としたパニックドラマはたくさん存在したが、これほど視聴者が、文字通り、「手に汗握りながら」画面を食い入るように見続けた作品はなかったと思う。次から次へと現れる脈絡のないトラブル。「これ、どーやってオチをつけるんだよ(-_-)」と、別な意味で視聴者の不安感を掻き立ててくれる。そして「えっ、終わったの........」という唐突のラスト。
 結論は、

ということらしい。
 これを見逃した方は、お気の毒様。あの怪感はリアルタイムで見た人間しか味わえない。