あけましても関西の鉄道廃線跡をあちこち歩く仕事
37回連続で参加していたコミックマーケットをスルーし、年末も仕事に没頭していました。
と言っても、本業ではなくて、副業での廃線取材。10月から2ヶ月、いろいろ回ったなあ。2000年から2002年にかけて拙著の未成線本取材で2年間あちこち回り、お腹が満杯になってきたんで廃線跡歩きからしばらく遠のいていました。
久しぶりに回ったところも10年も経てば、いろいろと変わっていましたねえ。ただ、〆切が年内というので大幅引き伸ばしもできず、とにかく現地での撮影取材を回ってきました。
コミケを捨ててまで12月30・31日に向かった先は、福知山線の旧線、国鉄有馬線、そして北野ホテル。
福知山線旧線 道場駅から武田尾駅北側1キロ地点まで
福知山線の廃線跡と言えば、武庫川沿いでメジャーな生瀬〜武田尾間なんだけど、前半は一月前の紅葉の時期に行きました。
今回は難易度が高そうな道場駅側です。木藪とかで埋もれた道床跡を歩くのがかなり大変でした。武田尾ハイクルートとは違い、難易度は意外に高い。道や橋も残っていますよ。ぜひオススメ
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有馬線
軽便鉄道が国鉄として存続した路線で、三田と有馬を結ぶ路線。不要不急なルートだし、戦時中に営業休止しています。
土地区画整理で崩されたところも多いですが、石積み橋台・橋脚が2ヶ所3点あるのは楽しかった。あと神鉄道場前の堀割とか、二郎駅あたりの築堤とか。廃線跡をトレースしている道路も多かった。戦中期を覚えている古老を捕まえてお話を聞かせていただくのも楽しかったです
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北野ホテル
北野偉人街最西端のトーアロード沿いの老舗ホテル。建物は新築改装されたんで残念ですが、高級ホテル調がイイ。4000円の朝食とか、一泊32000人×2人だとかなりの値段になっちゃいました。
ということで、年賀状は自宅に帰ってから書いたんで到着は遅くなります。
なんで、あけましておめでとうございます
「廃線跡歩き」についてもいろいろ語りたかったのですが、それはまた別の話。