とれいん工房の本の通販と書泉グランデと旭屋書店本店の話。

katamachi2011-09-13

 こんばんは。秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、とれいん工房の新刊として8月に同人誌「ローカル線は生き延びることが出来るか」を刊行しました。特に告知はしなかったのですが、通信販売も行っています。在庫が一部なくなったりもしたんで、ここで改めてご紹介を。

信販

  • 新刊21「ローカル線は生き延びることができるか」2011年8月発行 100ページ
  • 12「鉄道未成線を歩く vol.4 大阪市交通局篇」2007年8月発行 192ページ
  • 19「鉄道未成線を歩く vol.7 関東泡沫篇」2010年8月発行 96ページ
  • 20「鉄道ブーム!」2010年8月発行 96ページ
  • 15「遊覧鉄道に乗ってみたい!」(1) 2006年12月発行 84ページ
  • 17「遊覧鉄道で眠りたい!」(2) 2009年8月発行 84ページ

の6点。12が1000円、その他が700円です。
 16「おおさか東線と城東貨物線」は在庫切れで完売しました。増刷の予定はしていません。あと、12「鉄道未成線を歩く vol.4 大阪市交通局篇」も残部は10冊ほどです。
 それぞれについては、通信販売も受け付けます。上記の値段+メール便80円〜(クロネコヤマト)がその値段。郵便局のATMなどで郵便総合口座での振込(ぱるる送金)をお願いしています。詳しくは、このブログの右上にある茶色の"katamachi"という文字をクリックして、僕宛のメールアドレスにお問い合わせください(あるいはこのリンク先→http://d.hatena.ne.jp/katamachi/about)

書泉グランデへの委託

 東京神保町にある書泉グランデさんでも委託してもらうことになりました。最近、書店での委託を縮小していたんで、たぶん十年ぶりぐらいだと思います。上の15〜21の5点(12「鉄道未成線を歩く vol.4 大阪市交通局篇」を除く)が日曜日ぐらいから並んでいるようです。在庫がどれぐらいなのか知りませんが、何かの機会にでもぜひ。

旭屋書店本店の閉店

 関西の鉄道好きならご存じの人も多いようですが、大阪梅田の旭屋書店本店が2011年内いっぱいで閉店するみたいです。

 平素より旭屋書店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。さて、当本店ビルは老朽化が進み、平成23年12月末をもちまして、建替えの為閉店させて頂くこととなりました。平成27年春、竣工を予定しております。梅田の地に42年間営業できましたのも皆様のご愛顧のたまものと厚くお礼申し上げます。お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
本店ビル建替えによる閉店のお知らせ

 お盆前の8月12日、コミケに向かって高崎から八高線気動車に乗ったときのこと。旭屋店内の掲示を偶然見かけた大学の後輩がtwitter
書き込んだのを見て、初めて知りました。その前日から掲示があったみたいです。
 産経新聞の「大阪・キタの老舗、旭屋書店本店が営業終了へ 27年に新店舗オープン」って記事だと、

  • 現在のビル 地上8階建てで、延べ床面積約3300平米。1969年に建設
  • 「現在の敷地はいったん売却。今後、隣接ビルの敷地と一体化した総合開発が行われる予定で、新店舗は新しく建つビルにテナントとして入居する予定」

とありました。
 最近だとジュンク堂書店とか大垣書店とかそれなりに鉄道の本が充実しているところも増えましたが、一番充実していたのは旭屋でした。鉄道書の専門コーナーができたのは1980年頃だというから30年近く、関西の鉄道好きにはお馴染みの存在だったんですよね。
 大学鉄研の会誌なんかも置いてあったのを見て、僕が作った本でも置いてくれるかな……とダメ元で依頼したのが1993年。それから18年も経ったのか。それ以来、僕の同人誌の主なのフィールドは旭屋の7階だったんですよね。最近は委託をお願いする機会が減っていましたが、正直、かなり驚いた、というか動揺しました。
 再開は2015年の春か……
 それまで3年少しの間、鉄道の本をどこで買えばいいんですかね……という関西の鉄道好き共通の悩みをどう解決すればいいのかよく分からないのですが、それはまた別の話。