あけまして……2012年こそは鉄道で旅に出るぞ!

katamachi2012-01-04

 あけましておめでとうございます。
 旧年は9月頭から突然この日記の更新が途絶えがちになりました。冬のコミックマーケットでも年賀状でも個人的なメールでもいろいろと問い合わせはありましたが、とにもかくにもまだ生きています。「オタクが結婚生活で初めて気づいた趣味の「無駄」と「効率性」の話 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月」って書いていたから余計にご心配をかけたのでしょうか……

 ただ、確かに趣味熱が醒めていく実感は自分でも感じていました。昨年の下半期、

  • 9月 「みずほ」・天草・島原・「さくら」


と出かけはしましたが、どこか趣味要素を抑えた淡々とした旅になっていました。嫁が同行することを念頭に置いて旅するんで、意識的に趣味的要素を薄くするんです。連れ合いと旅行するのもまた楽しいんだから、それは仕方ない。でも、犠牲になってしまう何かがまた寂しかったりするのです。
 イギリス行きの旅の報告は「寝台夜行列車「カレドニアンスリーパー」でスコットランド北部の保存蒸気機関車「ジャコバイト号」を目指す(前編) - とれいん工房の汽車旅12ヵ月」で簡単にアップしましたが、読んだ嫁から「いつものと違う〜」と手厳しいお言葉を。もっと本人=僕らしいマニアマニアな偏屈な書き方を期待していたんだそうです。
 さすがに、これはマズい……と思いつつ、11月に突入しその後は一度も旅に出られませんでした。仕事とコミケ本の作成に追われての日々でした。廃止の噂されていた「日本海」を東京出張で利用しようと思いましたが、時間調整が出来ず、結局断念。う〜ん、趣味的には盛り上がりに欠ける1年だったなあ。約束していた新書書き下ろしもまた出来なかったし……
 

 年明けもクルマ移動がメインでした。
 正月は住んでいる街をぷらぷら初詣していただけで終了。
 2日目は嫁の実家のある愛知県春日井へ往復してきました。新年三度目の初詣は、中央本線秘境駅古虎渓駅からかなり山奥へ行ったところにある内々神社(×ないない ○うつつ)。山中の趣きある地元密着の妙に肌寒い日暮れ時でした。
http://www.city.kasugai.lg.jp/sangyo/kanko/464/utsutsuj.html
 3日目は当方の実家のある大阪府四條畷市
 ここで生まれ育って鉄道マニアになって本を書いたのものここなんですが、帰省はクルマで日帰り。もう日和ってしまったなあ……と、しみじみ感じました。
 で、守口市の祖母宅にお邪魔した後、最寄り駅から京阪電車です。

 これが今年の鉄初め。
 普通列車中之島行きです。相変わらずお客さんのいない車内でまったりとしつつ、天満橋の新年会に向かいました。帰りは旧色の2800と旧色8030。めっきり数が減ったなあ。これも時代の流れか……


 とまあ、淡々とした趣味活動を終え、仕事初めです。たぶんこの1月も引越を控えているんで、趣味活動はダメっぽそうです。2月下旬、花粉症の時期になると旅自体に出たくなくなる。
 とかボヤきつつ、なんとか旅路を紡ぎたい。
 ちなみに、この2月で40歳になります。不惑の年を迎えるんですよ。若さを言い訳するには辛いお年頃です。
 小学生のときは、そんな年齢になるって想像だにできなかった。紆余曲折、失敗も多かったけど、それなりに面白い人生でした。なんで、2012年も楽しんでいきたいなあ……
と、まとめようと思ったのですが、個人的には、来年に「41歳の春」を迎える……ということの方が感慨深いです。バカボンのパパと同い年になるんですよ!!?……と考えたら気が遠くなりそうですが、それはまた別の話。
 そして、今年もヨロシクお願いします。