2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

さよならフィーバーを避けながら0系「こだま」に乗ってみる

0系「こだま」の定期運転最後の日である11月30日が迫ってきた。 60年代の日本の鉄道における"高度成長"を象徴する新幹線0系。当時の車両はもう残っていないとはいえ、1964年から20年間も造り続けられ、21世紀まで生き残ってきたプロトタイプが消え行こうと…

カルトな鉄道マニアが愛した別府の遊園地ラクテンチケーブルカーを訪ねて。

別府市の老舗遊園地「別府ワンダーラクテンチ」が十一月末でいったん休園となることが五日、分かった。 ラクテンチ今月末で休園へ大分合同新聞、2008年11月05日 山陽新幹線0系が08年11月、そして東京発九州行きブルトレが09年3月に廃止......と報じられてい…

中之島線の乗降客数約3万人という数字のマジック。

京阪電気鉄道は17日、10月19日に開業した中之島線の1日平均乗降客数(同月末までの平日分)が約3万人だったと発表した。開業前に見込んでいた8万人を大幅に下回る結果に、上田成之助社長は「半年程度で認知度を上げ、他社線から移ってくる定期券利…

JR敦賀港線を"日本最古"と題する産経新聞とマスコミのナンバーワン好き

どうでもイイ話だけど、鉄道マニア的には、なんだか非常に違和感を抱かされる鉄道記事を一つ。産経新聞の記事なんだけど、いろいろ変なんだ。 JR貨物が敦賀市の敦賀港線(敦賀港駅〜敦賀駅間2・7キロ)について、早ければ来年3月中旬にも運行を停止する…

オタク第2世代が生き延びてきた80年代後半の「アニメ冬の時代」

俺は松谷さんのような第二世代の論客が台頭してきて、社会学的なアプローチからオタク問題について書き始めるのを待っていました。先にも言ったように第一世代は当事者性が強く、それがゆえのメリット・デメリットが諸刃の剣になってしまうところがあります…

鉄道マニア心をくすぐってくれる安治川トンネル

上の阪神なんば線の工事現場を歩く - とれいん工房の汽車旅12ヵ月のおまけ。 阪神なんば線の建設現場を歩くなら、一つ見逃せない施設がある。 アーチ橋で安治川を跨ぐ箇所のすぐ隣にあるコンクリートの建物である。シンプル・イズ・ベスト。モダニズムがまだ…

阪神なんば線の工事現場を歩く

この1年、JRおおさか東線、京阪中之島線と新線開業が相次いだ関西地区。来春開業予定の阪神なんば線区間で、そろそろ試運転が始まりそう......というので、久しぶりに現地へ行ってみました。 駅の外へ出てみると、阪神なんば線の高架橋がほぼ完成しているの…