水害で不通になる前から悲惨な状況だった三江線で考えてみたが……
10日ぶりの書き込みです。ノートンさんを更新した後、なんだかアクセスがうまくいかなくなっていたのです。
さて、水害で不通になる前から悲惨な状況だった三江線で考えてみる。その3に引き続いて、最後に結論らしいことを書いてみよう。今後、三江線をどうするのか。選択肢は2つある。
前者を選ぶのなら、とりあえずJR西日本が廃止届を国土交通省に提出すればいい。バス転換は地元にマイナスの影響を与えるが、その実施は不可能ではない。
後者ならば、とりあえず受け皿となる第3セクター会社の設立であろう。また、第二種事業者と第三種事業者の許可を得る方式、あるいは自治体が土地や施設を保有し、その設備を使って第三者が運営を行う上下分離方式も検討されるべきであろう。
ところが、誰もそのことについては考えず、
- JRも自治体もカネを出さず、死に体となったまま鉄道経営を続ける
という最悪な状況が続いているのが現在の状況。両者とも面倒なことカネがかかることを先送りしているだけでしかない。そうした事なかれ主義が蔓延しているからこそ、尼崎の事故、そして夕張市の問題が起きた。そこに原因がある。
次回ラスト。
「水害で不通になる前から悲惨な状況だった三江線で考えてみる。その1」
「水害で不通になる前から悲惨な状況だった三江線で考えてみる。その2」
水害で不通になる前から悲惨な状況だった三江線で考えてみる。その3
水害で不通になる前から悲惨な状況だった三江線で考えてみたが……