災害で運休している路線について想う。

katamachi2007-03-28

 のと鉄道は明後日から運転を再開するらしいです。今日の昼間のニュースでやっていました。
 その報道を聞いて、3月現在、水害などの影響で運休、バス代行を行っている鉄道路線について調べてみました。 

  • 津山線(玉柏―牧山間 06年11月〜) 3月18日より運転再開
  • 芸備線(備後落合―備後西城間 06年7月〜) 4月1日より運転再開
  • 三江線(江津―浜原間 06年7月〜) 6月中旬より運転再開予定
  • 越美北線(一乗谷・越前東郷−美山間 04年7月〜) 6月30日より運転再開
  • 高山本線(角川―猪谷間 04年10月〜) 秋頃より運転再開予定

 今月上旬では、JRだけで5路線が運休していました。でも、この春に津山線芸備線で列車の運転が再開され、夏には三江線越美北線、そして秋には、永年、休止していた高山本線が復旧する見込みになっています。これで久しぶりに時刻表から「運休」という文字が消えることになります。3年ぶりのことです。
 近年、災害で運休を強いられていた路線はこの他にも、たくさんありました。2004年10月の新潟県中越地震の影響は深刻で通常ダイヤに戻るまでに半年かかりました。2005〜06年の冬だと、木次線が3ヶ月の長期運休を強いられるなど雪害による運休も多かった。やや性格は異なりますが、福知山線羽越本線での鉄道事故もありました。日本の鉄道ネットワークは、いつもどこかで何らかの原因で寸断されていたのです。
 小学生の時に時刻表という存在を知ってから30年近く経ちます。時刻表を楽しむ前提となっていたのは、「日本の鉄道は時刻表のダイヤ通りに運行されている」という絶対的な信頼でした。そんな当たり前のことが当たり前である状態に早く戻って欲しい。なんてことを、「旅客鉄道会社全線(JR全線)」と大書きしてある「青春18きっぷ」を眺めながら、想い巡らしていました。
 ......うん? なにかいつもと文体が違う。実は、この後、もっとセンチメンタルな文章を書いていたんですね。気恥ずかしくなってupする前に抹消したのですが、それはまた別の話。