さいたまの鉄道博物館と大宮大成鉄道村

katamachi2007-08-27

 10月14日の鉄道の日に、さいたま市にできる鉄道博物館って、久しぶりに全国レベルで鉄道マニアの注目を浴びそうな施設になりそうですね。趣味対象のジャンルが細分化してしまった今日では珍しい。このリストにある保存車両何か見ていてもドキドキしてくる。
もっと便利なところがいいなあとか、やはり0系新幹線はダメなのか(カットモデルになるらしい)とか、駅舎とかホームとか駅施設もどこかから移築してくくればとかいう気持ちもありますが、まあそれはそれ。こちらで紹介されているターンテーブルもどきの館内を見るとなにかトキメキを感じます。これ可動するのか……ムダに凄いなあ。

 ジェイアール東日本都市開発(東京都渋谷区、力村周一郎社長、03・5334・1041)は、さいたま市大宮区に飲食、温浴、宿泊施設「大宮大成鉄道村」を10月10日開業する。同月14日開業予定の鉄道博物館に先駆けて開業するもので、博物館からは北エントランスより徒歩5分の立地。博物館を訪れる人々のくつろぎの空間を提供する。
JR東日本都市開発、10月10日に「大宮大成鉄道村」を開業、8月27日8時30分配信 日刊工業新聞http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070827-00000025-nkn-ind

 一瞬、大成建設と何が関係するのかと思ったけど、博物館が、さいたま市大宮区大成町だったというのを忘れていました。

 大宮大成鉄道村の各施設の名称は、鉄道をイメージしたユニークなものになっている。飲食施設の「お食事処汽笛」は、隣接したNゲージ大ジオラマを楽しみながら食事ができる。また「でこいち元気風呂」の愛称をもつ温浴施設は、温浴施設としては珍しく、赤ちゃん風呂やちびっこ風呂なども設け、博物館を訪れる子供にも対応したものになっている。宿泊施設の「寝台特急北斗星」は、寝台特急列車を模しており、宿泊者は、でこいち元気風呂に入浴が可能。

 このコンセプトは、博物館の併設施設として、さいたま市という土地柄として合っているかどうか分かりませんが、「お食事処汽笛」とか「寝台特急北斗星」とかいうネーミングセンスが一時代前っぽくてバッチグーです。ほれ、団塊世代の鉄道マニアが脱サラして経営している国道沿いの喫茶店とかにありそうな名前ですよね。室内に鉄道サボとかSLの白黒写真とかがいっぱい飾っていたりする……博物館ほどの興味はないですが、ネタとしては面白そう。チェック、チェック。
 そういや博物館の最寄り駅大成駅を抱える埼玉新都市交通って、日本初の鉄道用プリペイドカード(オレンジカードより古い)「フレッシュカード」を発売していたんですね。1987年に行ったとき羽貫までの往復のため購入し、1991年に今度は新線開業した内宿駅まで使おうとしたら反応せず。プリペイドカードなのに「有効期限が六ヶ月」だったんですよね。おいおいと残額320円あるはずのカードを見ながら呆然としたこともあったのですが、それはまた別の話。もちろん博物館の片隅で展示してくれていますよね……