とれいん工房って鉄道同人をやっています。
さて、なんだかイイ天気な今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、鉄系ブログってのに挑戦してみることにしました。
私、もりくちってのは1993年来、十数年にわたって鉄道同人誌を作ってきました。ただ、年に二回、東京有明で開催されるコミックマーケット(コミケ)というイベント、及び大阪梅田にある旭屋書店本店八階の鉄道書売場でぐらいしか販売していないので、なんだか幻の存在に思われているらしく、まあ、そんなわけで自己紹介と近況報告も兼ねてネットにも表現の場を求めることにしました。
私の持ちネタの「未成線」ってやつなんですが、自分で定義したところでは、以下のようになります。
「未成線」とは、鉄道を敷設する計画があったのに、構想段階・建設段階の中途で挫折してしまった路線のことを指す。「未完成の路線」に由来する鉄道省の造語で、主に工事施行認可申請を受ける前の免特許線に対して使われていた。
もともとは私鉄の監督業務に絡む業界用語だったが、近年、鉄道マニアの間でも知られるようになった。近年では国鉄や日本鉄道建設公団で未完に終わった工事線や予定線に対し 「未成線」とは、鉄道を敷設する計画があったのに、構想段階・建設段階の中途で挫折してしまった路線のことを指す。「未完成の路線」に由来する鉄道省の造語で、主に工事施行認可申請を受ける前の免特許線に対して使われていた。
もともとは私鉄の監督業務に絡む業界用語だったが、近年、鉄道マニアの間でも知られるようになった。国鉄や日本鉄道建設公団で未完に終わった工事線や予定線に対しても混用されている。
まあ、簡単に言えば、「検討していたけど、諸事情により中止させられた鉄道計画の路線」ってことです。全国に何千ものの鉄道計画が中断されており、その水子で運輸省の倉庫はいっぱいです。
これを材料にして同人誌とか商業本を作ってきたってのがこの7年ほどの活動です。以下にそのリストを挙げておきます。
同人版(とれいん工房)
vol.1京阪・南海篇 99年8月発行 156ページ(06年3月改訂版発行)
vol.2近鉄・紀伊山地篇 99年8月発行 156ページ(06年4月改訂版発行)
vol.3阪神・兵庫南部篇 05年8月発行 120ページ
vol.4阪急・大阪市交篇 発行予定
vol.5関東泡沫篇 06年8月発行 88ページ
商業版(JTBパブリッシング)
私鉄編(本体価格1700円) 2001年8月発行 192ページ
国鉄編(本体価格1700円) 2002年5月発行 192ページ
- 作者: 森口誠之
- 出版社/メーカー: JTB
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
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下の2つはAmazon.comでも大手書店でもどこでも買えるのですが、問題は上の同人版。たまにメールなどで問い合わせがくるんですが、どうやって拡販すればいいのか(そしてどうやって手軽にするのか)……これが悩みです。ちなみに、下の添付ファイルは、この夏に発刊した同人誌……の幻の表紙。入稿にまにあわなかったのです。
まあ、一回目はそんなことをつらつらと書いてみました。ほかの同人ネタもあるのですが、それはまた別な話。