大井川鉄道井川線尾盛駅など秘境駅でロケした珍大作「無人駅痴漢」を見る。

鉄道系 ヒマネタ

katamachi2010-01-04

　正月三が日は鉄道趣味的なことを何もできませんでした。
　１日は近畿の某ローカル私鉄で初詣に行こうとしたのだけど、却下。２日は18きっぷで愛知まで年始の挨拶に行こうとしたのだけど、却下。そんなんで大丈夫か、オレ。
　ちょっと寂しくて、連れ合いが先に眠った３日夜。取材資料ボックスの中に隠しておいたDVDを１枚出して、パソコンに放り込みました。先月、悪友と大阪日本橋の雑居ビル巡りをしたときに購入したソフト・オン・デマンドのAVの海賊版。
　いや、基本、この手のって買わないし、痴漢系は興味ないんですけど、「無人駅痴漢　〜ローカル線を使う田舎の通学女子高生を狙え〜」という怪しいタイトルに惹かれてつい手が伸びたんです。だって、パッケージをよく見れば、ロケ地になっているのが大井川鉄道井川線尾盛駅なんだから……
　尾盛駅って、「尾盛駅 - Wikipedia」にあるように、「駅周辺に民家は無く、その上駅に通じる車道も1つも無い」という南アルプス山中にある無人駅。駅として開業している意味があるのかどうか微妙なんだけど、近年、一部の人間の間で「秘境駅」ということで注目されている。
　そこでＡＶの、しかも痴漢モノのロケか。当然、大井川鉄道の許諾を得ていないだろうな。
　列車の発着時以外、他者が入っていることがないし、その間、まあナンデモできると言えばできる。でも、なあ。いやはや。ただ、これは手に入れないと……と、責任感で買っちゃいました。オタクの血が騒いだんです。海賊版なんで売価は300円。ホンモノの実売でも3000円くらいなんですね。安いモノだ。
　１ヶ月ほど忘れていたんですけど、連れ合いが就寝した昨晩、こっそり見てみました。
　以下、18禁です。

作品情報

1日数本しか電車が来ないような駅。そこで運悪く痴漢に遭遇してしまった純真女子高生。泣き叫んでも誰にも声は届かず、勇気を振り絞って逃げ出しても、どこにも安息の場はなく痴漢師に捕らわれる。雄大な自然の中で衣服を剥ぎ取られ、線路上で、トンネルの中で、湖にかかる橋の上で・・・純真な少女の裸体が男の手で汚されていく

内容

  • 純真女子高生(小和田駅編)　女優の好み★★☆☆☆

00:03　無人駅と通ずる畦道を歩く男
00:20　無人のホームで読書をしている女子校生風女優。顔はちょっと地味風。三つ編みが清楚な雰囲気を演出している。
00:30　さらにアップ。正直、企画モノにしか出られないレベルの娘。
01:15　男が女子校生に無意味な演技で接近。読んでいる本が判明。山川出版社の「高校日本史」。駅は飯田線の田本駅かなあ
02:10　男がジッパーをいじる。男自身がモロ出しになるんだけど、モザイク。まあどうでもいいや
02:40　ちょうど飯田線119系東海色が到着。女優が逃げるようにして車内に入る。
04:04　女子校生、電車を降りる。駅名とかモザイクかかっているけど、ここ飯田線小和田だろ。小和田。小和田雅子氏と皇太子との結婚が発表された後、ちょっと話題になったけど、ここも人家が皆無な超無人駅。「小和田駅 - Wikipedia」を参照。日常利用するのは郵便局の人と、比較的近接した場所に住む老夫婦だけというのは有名な話。ここに女子高生が降りるって設定がかなり無茶。
04:19　小和田駅の待合室で、山川日本史教科書の読書を開始。なにげに携帯を開く。電波は届くと聞いていたけど。なに、この演出？
05:12　男が女子校生の隣りに突然座る。
05:34　さっそくスカートその他を触り始める。
10:00　接吻が始まる
10:42　服がはだけていく。硬直する女子校生。ちょっといろいろ始める
13:07　突然、逃げ出す。
14:43　意味もなくホームへ移動。またいろいろ始める。
15:50　ここからオトナの時間。顔がアップになると、いろんな意味で辛くなってくる。
23:45　終了


  • 純粋女子高生(田本駅編)　女優の好み★☆☆☆☆


24:45　飯田駅前から改札に向かう女子校生。
26:57　313系に乗車。転換クロスシートの真向かいにオレンジの男。これが相手役か
30:17　田本駅で降りる。１本目と同じ日に撮影したんだろうな。
30:34　ベンチで男が女子校生を触る。
34:43　ホームに移動してあれこれ。疑似行為
48:59　半ケツでホームを走る女子校生。
49:20　ホーム隣のトンネル内の路盤で疑似行為。
50:39　なぜかまたホームに戻り疑似行為
53:30　終了。女優に最後まで興味が持てず、かなり辛かったです。


55:50　なんかいきなり山中から歩いてくる女子校生。
56:55　ていうか、これって井川線の奥大井湖上駅って丸わかりじゃないですか。ここも「奥大井湖上駅 - Wikipedia」にあるように、ダム湖のど真ん中にポツンとある無人駅。観光客とハイキング客以外は誰も降りないところです。
59:43　奥大井湖上駅のホームで佇む女子校生。そこに近づく謎の男
1:00:09　女優の顔アップ。イモっぽそうなネクラ文系眼鏡。奥大井湖上駅から徒歩10分に家があるってどういう設定なんだよ
1:00:50　男が女子校生へ接近して触り始める。
1:01:06　奥大井湖上駅のホームの端で半ケツ。いろいろし始める
1:11:40　突然、男が女子高生の眼鏡を外し、ダム湖の中に投げ捨てる。これで素顔は実は美少女だと盛り上がるんだろうけどなあ。はあ。
1:24:58　顔に●●されて、一人、奥大井湖上駅に放置される女子校生。

  • おばあちゃん想い女子高生(尾盛編)　女優の好み★☆☆☆☆


1:26:07　いきなり井川線の客車。おばあさんと談笑する女子高生。おばあさんの顔にはさすがにモザイク。
1:26:54　おばあさんと女子高生、駅に降りる。これ、どう見ても尾盛駅だよ。年配者孝行の娘という演出をしたいのだろうけど、なあ。はあ。
1:27:47　おばあさんとお別れ。でも、このおばあさん、どこへ行くんだろう。
1:28:54　不自然に画面右からフェイドインする男。
1:31:20　線路の上で、またいろいろ始める
1:34:20　未使用ホームの上で接吻その他をする
1:50:23　ホームの上で疑似行為。
1:55:57　今度は線路の上で疑似行為
1:58:56　突然、逃げ出す男。でも尾盛駅でどこに逃げるんだろう<感想>
　秘境駅ロケだからこそできる。野外露出プレイ。青春18きっぷシーズン以外は、基本、誰も利用はないはずだし。
　でも、シチュエーションが無茶だろう。奥大井湖上駅や尾盛駅、小和田駅で乗り降りする女子高生ってのがなあ。鉄道好きだけど、シチュエーションに萌える、いや燃えることもなかった。オタク心をくすぐる何かが皆無だし、オトコとして求めたい抜きどころも皆無。痴漢モノには興味がないしなあ。公共施設での痴漢プレイ、野外露出プレイを好む人たちつてのはそれなりにいるんだろうけど、そう言う人たちは、このビデオ、どういう印象を持つんだろう。一度、聞いてみたい。
　個人的に興味を持ったのは、企画物のAVに出ている女優さん達のぞんざいな扱い。
アダルトビデオ - Wikipedia
　４人出てくるんだけど、芸名も役名も名前は紹介されない。それどころか、一言もセリフがないんだよね。顔とかスタイルも微妙だし、だからこそこういうビデオに出ているんだろうけど、なんだか気の毒な感じもする。
　ちなみに、このDVDの唯一のセリフは、"おばあちゃん想い女子高生(尾盛編)"のおばあちゃん。「バイバイ、気をつけて帰って」と去っていく。
　でもねえ。尾盛駅って、近くに家は一軒もないし、その上、道路すらないんです。なのに……いったいどこへ帰ろうというのだろう。

　道路が駅まで繋がっていないんで、クルマでロケ地である尾盛駅に来れない。だから、女優さんもカメラマンもスタッフも、もちろんおばあちゃんも井川線の列車でやって来て、井川線の列車で帰るしかない。
　たぶん、このおばあさん。業者の手配したタレントさんなんだろうけど、女優さんのプレイを撮影している間、人っ子一人いない尾盛駅で待機していたんだろうか。
　あと、パッケージには、尾盛駅に井川線列車が到着する寸前のレールの上で半裸の女優が横たわっているシーンがある(一つ目の添付写真参照)。さすがに、これは機関士にバレバレだつたんじゃないかなあ。知人で井川線の車掌をやっている人がいるんで、社内でどういう噂になっているのか、一度聞いてみよう。
　と、ロケの現場を想像すると、そしてシチュエーションの無茶ぶりをネタにすると、いろいろ興味深いところがたくさんある。ただ、ネタ的な観賞をするには２時間という尺は長すぎました。
　見終わったのは未明の４時。今朝はなかなか起きれず、連れ合いと大喧嘩しました。あと、パソコンの前に放りっぱなしにした「無人駅痴漢」のパッケージ写真も見られたみたいです。今、あまり口も聞いてくれません。新年から何をしているんだ……と思ったりもするのですが、それはまた別の話。