10月3日に「片町線115年〜覚えておきたい10の出来事〜」という講演をします。
片町線は明治時代に開通した東大阪市内でもっとも古い鉄道路線です。かつては名古屋・大阪間の直通列車が走り、「鉄道唱歌」にも登場します。その後ローカル線となってもいち早く電化され、軍需輸送を担うようにもなりました。明治〜昭和の未公表写真や古文書約100点(複製資料含む)を展示し、片町線の紆余曲折の歴史をひも解きます。
鴻池新田会所 10月2日(土)〜11月7日(日) 特別展「片町線ノスタルジイ」
片町線鴻池新田駅の近くに「鴻池新田会所」という重要文化財があります。駅名の由来ともなった鴻池家の施設で、今は東大阪市文化財課の手で郷土資料館として運営されています。
この秋、そこで片町線の特別展示をすることになり、不肖の身ながら私が「片町線115年〜覚えておきたい10の出来事〜」という演題で講演することになりました。
- 特別展「片町線ノスタルジイ」
- 日程 10月2日(土)〜11月7日(日)
- 場所 鴻池新田会所
- 開館時間 10:00〜16:00
- 入館料 300円
- アクセス 片町線鴻池新田駅から徒歩5分
- 内容 明治〜昭和の未公表写真や古文書約100点(複製資料含む)を展示。鴻池家に伝わっていた秘蔵資料、軍事路線となっていた時期の片町線の資料など。図録も頒布予定
- 鴻池新田会所 ホームページhttp://www.bunkazaishisetsu.or.jp/kaisho/index.html
- 資料ダウンロードのチラシ参照http://www.bunkazaishisetsu.or.jp/kaisho/download.html
- 講演「片町線115年〜覚えておきたい10の出来事〜」
→というような内容を喋ります。
高校鉄研の大先輩のご紹介があって図録の製作や展示のお手伝いをしているうちにこんなことになってしまいました。
とれいん工房として1996年に刊行した「片町線百年史」という212ページの本を出したことがきっかけで商業本デビューを果たしたんですが、それから14年が経ち、今度は片町線の歴史に関する講演をすることになるとは……。ただいま鋭意制作中です。
日曜日ですが、日時があうようならぜひ来てください。
ちなみに、ベタベタな演題は「ホッテントリメーカー」(http://pha22.net/hotentry/)で作ったというのは、はてなーだけの秘密にしておいてください。でも、そのお陰で「覚えておきたい10の出来事」を考えないといけなくなったんですけど、それはまた別の話。