宮脇俊三の娘さんが「父・宮脇俊三への旅」を刊行。

katamachi2006-12-12



おったまリクッチさんの「うんちくっち日記」というブログによると、宮脇俊三の娘の宮脇灯子さんが本を刊行されるようです。

知人が「父・宮脇俊三への旅」という本をグラフ社より出版します。18日発売(大手書店は16日から)です。定価1200円。紀行作家宮脇俊三氏について、長女の灯子さんが書いたものです。家庭人としての宮脇氏の隠れた一面とともに、父と娘の関係がいきいきと表現されています。自分の本はちっとも出ないのに、知人の本の告知でした。
2006年12月11日 23時39分18秒 「父・宮脇俊三への旅」

グラフ社12月発売書籍
著者:宮脇灯子(ミヤワキトウコ)
定価:1,260円(本体価格1,200円)
ISBN:4766210220
「紀行文学」という新しいジャンルを確立した紀行作家・宮脇俊三のプロフィール、悲喜こもごものエピソードを長女ならではの視点で綴った一冊。共に暮らした40年の歳月を追慕し、父としての姿、紀行作家としての足跡を、愛情を込めて如実に伝えている。
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 「乗る旅・読む旅」(角川文庫)の巻末にも「父のこと」という一文を寄せられている方です。また、「宮脇俊三の旅」(JTB、「旅」2003年8月号増刊)には、ご本名の川村灯子名で「父とのお別れ」という文を書かれています。グラフ社という出版社は初耳ですが、ぜひ手に入れたいですね。
 また、http://www.bk1.co.jp/product/2740820には、ご本人の経歴が述べられています。HPもあるのですが、そこらはあえて触れないことにします。

鉄道に魅せられた旅人 宮脇俊三 (別冊太陽)

鉄道に魅せられた旅人 宮脇俊三 (別冊太陽)

 また、別冊太陽編集部からは「鉄道に魅せられた旅人 宮脇俊三 」というムック本が出るようです。
 実はこの12月、宮脇の生誕80年(1926年12月9日生まれ)になります。それにあわせた企画なのでしょうか。
 そんな私も、12月9日より、別なプログで宮脇俊三に関する原稿を連載しています。【宮脇俊三】宮脇俊三の隣人、北杜夫。そして中央公論社の編集者 宮脇がその作家としての才能を育ててきた中央公論社での22年の日々を紹介する予定。個人的な宮脇俊三に対する思いは、2006-12-13 宮脇俊三を語りたい。その1以下、3回に分けてに書きました。