深夜のヒマネタ「ヨハネスブルグ伝説」。
ふと、眠らなくて、暇つぶしに仕事で必要なヨハネスブルグ関係の調べ物をしていると、懐かしいのが出てきました。噂のコピペ「ヨハネスブルグのガイドライン」。
90年代、僕らバックパッカーがネタで「ヨハネスは『リアル北斗の拳』の世界だよね!」とかほざいて、あること(駅から10mほど歩いたら羽交い締めにあってカバン強奪)、あること(宿の人が止めるのを聞かずに外へ出たら、10分ほどで着の身着のままで戻ってきた)、実際に体験した人たちの恐怖談をネタにしていていたら、10年後、いつの間にか定説になっていました。
「アフリカ三大リアル『北斗の拳』」という街は、ヨハネスの他、ソマリア・モガディシュ、ケニア・ナイロビ。ナイロビは旧市街の安宿に泊まりましたが、ここも夕方以降は不穏な空気が流れます。ケニアの中産階級もあそこだけは……という危険地帯。ソマリアは……実質、入れないですね。米軍が、クリントン時代にボロ負けした無政府地帯としても有名でした。
で、ヨハネスブルグのガイドラインなんだけど、
「ヨハネスブルグのガイドライン」
1 水先案名無い人 :04/11/26(金) 22:49:05 id:jvDH7UGD
死にたい人にお薦めの危険な街ヨハネスブルグ
http://ebi.2ch.net/21oversea/kako/1015/10151/1015176193.html
ヨハネスブルグ Downtawn
http://www6.ocn.ne.jp/~cacadu/Gallery4-1.htm
- △ 軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた
- ○ ユースから徒歩1分の路上で白人が頭から血を流して倒れていた
- △ 足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると死体が転がっていた
- △ 車で旅行者に突っ込んで倒れた、というか轢いた後から荷物とかを強奪する
- × 宿が強盗に襲撃され、女も「男も」全員レイプされた
- ○ タクシーからショッピングセンターまでの10mの間に強盗に襲われた。
- × 女性の1/3がレイプ経験者。しかも処女交配がHIVを治すという都市伝説から「赤子ほど危ない」
- ○ 「そんな危険なわけがない」といって出て行った旅行者が5分後血まみれで戻ってきた
- △「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った旅行者が靴と服を盗まれ下着で戻ってきた
- ○ 中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。一度襲われてまた教われる確率が50%の意味
- × ヨハネスブルグにおける殺人事件による死亡者は1日平均120人、うち約20人が外国人旅行者。
○はオーバーだけど、ヨハネスでは何となくありそうなこと。△はさすがに表現は創作っぽいけどあっても不思議ではないこと。×は創作ネタという印象ですが、そんなことを夢見るようななんでもありの大都市。それがヨハネスブルグなんです。
実際、隣国ボツワナからタクシーブルース(乗り合いミニバス)でヨハネスのブルース乗り場に着いたとき、最大の恐怖を覚えました。
だって、ここから、すぐ隣の巨大ビル亡内にある中央駅ステーションまでの200m。ここはヨハネスの旧市街でも一、二を争うナイフによる金品強盗の名所だったのです。ここのわずか道路上でヤラれた旅行者は日本人、欧米人問わず多数。
僕は最大限の注意と警戒を払い、何度も周囲を見渡しながら、もうひたすらダッシュしましたよ。生きた心地がしなかった。
あとは、ヨハネスと周辺を結ぶ通勤鉄道(メトロ)。これもデンジャラスな評判はたくさんききました。でも、意外に駅構内もホームも車内も安全でした。そこらの細かい話は、また別な話。
まだ、眠れなかったんで、ふと書いてみた脳内ソング。
元ネタは、もちろん「セーラームーン」の「ムーンライト伝説」です。
「ヨハネスブルグ伝説」
ゴメンね治安が悪くって 家の中なら云える
ポリス組織はショート寸前 今すぐ帰りたいよ
泣きたくなるようなmetro(メトロ)
外出も出来ないdaytime(デイタイム)
だって暴力どうしよう 頼りは警備員
黒いナイフに導かれ 何度も羽交い締め
お札の枚数数え 奪われた財布の行方
同じ地球に生まれたの ヨハネスブルグ
信じてないの ヨハネスブルグ