『中国地方の鉄道探見−鉄路の歴史とその魅力』の執筆に参加しました。

 ひさしぶりに書籍の執筆に参加しました。
 「中国総研・地域再発見BOOKS〜中国地方の鉄道探見−鉄路の歴史とその魅力」です。

 中国地方の鉄道の歴史と現状、その魅力と鉄道遺産についてまとめた書籍でして、広島市にある「公益法人中国地方総合研究センター」が編集する地域の産業や文化を紹介するシリーズの第4弾にあたります。

中国地方の鉄道探見−鉄路の歴史とその魅力

 本書のメインは、

  • 中国地方の鉄道と社会
  • 軍事的背景で敷設された路線とその後
  • 地域間連絡鉄道で結ばれた中国地方
  • 鉄道路線の変遷をたどる
  • 都会の足となる路面電車
  • 鉄道と連動した地域づくり活動

といった中国地方の鉄道の過去と現在を報告する内容です。
 で、私が担当したお題は、

といった項目でした。

 今福線旧線として戦時中に建設された白いアーチ橋が浜田市内に今でも残る
 広島や岡山の大きな書店、そして東京の書泉グランデなど他都市の本屋でも販売されているようです。
 中国地方の鉄道に特化した書籍ですが、書店でご覧になる機会があればぜひ。
 ネットでは、

にて購入できるそうです。
 最後に一つ。ご承知のように、可部線の沿線は先日の豪雨と土砂災害で甚大な被害を受けています。ニュース映像を見るたびに、ただただ言葉を失うばかりです。本日9月1日から可部駅まで運行は再開されましたが、まだ復旧の途上にある地域も多いようです。街が穏やかな日常を少しでも早く取り戻せるように願っています。