「銀河」とコミケと謹賀新年

katamachi2007-12-31

 ホテルで早朝覚醒したので今年最後の更新。



12/27-28 やっぱ満席だった銀河


 コメ欄にも書いたのですが、片付けていない仕事があって、12月28日の夜に「銀河」に乗れたのは23時半の米原駅からでした。上り快速&新快速から発車する8番線ホームに移ってきたのは8人ほど。私ともうひとりが携帯カメラを構えている程度で、荷物と特異な服装を見ている限り、その二人も含めてみんなコミケ客でしょう。みんな確実に30歳を超えているオジサマ、オバサマばかりでした。
 機関車次位の8号車でしたが、予備用の席2つを除けば、自分の車の寝台はすべて座席が埋まっていました。前回書いたときは、6両編成で客は総計9人。それと比べると雲泥の差です。車内に入るとマニアさんのほうが圧倒的に多い。もちろんみんな始発である大阪駅から乗り込んでいたのでしょう。
 検札にやってきた車掌さんと話していると、例の朝日新聞の報道以来、お名残乗車の客が確実に増えているそうです。もちろん本日も満員。
「まあ、乗っていただいている方は、みんな愛好者の人ばかりなんでね」
「もちろん僕もですけど」
「まあ、そういうものなんでしょう」

 ホント、いつもあまり乗らずにスミマセンとは思います。でも、うちから東京に行くとき、新幹線より「銀河」の方が1000円以上高い。ならば前日から入って東横インに泊まってから、東京での仕事や趣味に出たほうがよっほど楽です。カネをセーブしたければ、夜行バスという選択肢もある。
 ちなみに、「ムーンライトながら」。名古屋在住時代、18きっぷシーズンを外して、何度か東京へ行くのに上りを利用しましたが、あれも一両あたり、乗っているのが3人とか4人とか散々なものでした。
 その大量の空席を埋めるべく、JR東海の社員がマルスで大量の指定券を発券させて、出発20分ぐらい前から、ホームに何人もが退勤客に手売で販売しています。まるで閉店間際の大セールみたい。そのおかげで8割ぐらいの席は埋まるのですが、蒲郡、遠くても豊橋でみんな降りてしまうと……まあ、なんともいえぬ閑散状態。この18きっぷ以外のシーズンの現象、十数年前に165系大垣夜行として走っていたときも良く似た感じでした。
 これは経営的にはキツイ状態ですし、存続を続ける意味合いも薄い。そうしたオフシーズンがあることを知らない人、今でも少なくないようです。そろそろシーズンのみの臨時格下げにしてもいいと思うのですが、どうなんだろう。

12/29-31売り子だけで三日間を過ごしたコミケで。そして来年の予告


 初日は鉄系サークルで売り子。告知したのが前日にもかかわらず、訪ねていただいた方、ありがとうございます。15年以上、私のトレードマークだったヒゲが無くなっていたので気がつかれなかった方が多かった。そーなんだろうな。持っていった本は完売し、ただいま既刊全種の品切れ中。これで年始の部屋掃除がラクになりそう。
 2日目は知人のFC青年ジャンルで売り子。マンガ読みとしてきちんとした視点を持っている方たちとお話できたのが幸い。あと、前回の冬コミで、僕のサークルで売り子をしてくれたH氏の作品に関する18禁同人誌を見つけたのが収穫か。新年からのアニメ、楽しみにしています。
 3日目は、また別の男性系サークルで店番をやっています。紅白歌合戦は必ず冒頭から見ると決意しているので、早めに退散するつもりでいます。
 来年はちょっと違う路線に行ってみようかなと思ってはいます。長年待望論が出ている「さよなら鉄道マニア」の続刊、おおさか東線・城東貨物線絡みの本、未成線の東京とか名古屋とか。まあ、次の夏のコミケまで半年以上あるのにここで予告するというのも変な話ですが、それはまた別な話。

12/31-1/1 では皆さん。紅白歌合戦をしっかり見てから新年を迎えましょう

 では、皆さん、良いお年を。
 そして一日早いですが、あけましておめでとうございます。2008年も皆さんと鉄道が幸せでいられることをお祈りしています。